2012年1月23日月曜日

キャトルのブレーキが.......。

先日からブレーキフルード漏がれて液量が減ってた我が家のキャトル。
妻が毎日乗ってるし、寒い時期だし、ま〜液補充しながらしばらく乗っておいてもらおうと思っていたのですが
ここに来て急に液量が減っている......。流石にこれはマズいよな.....。
でも寒いしな〜.....。と思いつつ日々が過ぎて行く。
たまたま仕事のスケジュール空いた日が出来たので、少しメンテしてみました。

液漏れは、リアブレーキのシリンダーからと言うのは実は前から分かってたのですが、
リペアキット買ってなかったので、新品の予備シリンダーを使いましたが、何だか頼りないブレーキパイプだったので
次回のメンテの際パイプの交換もしておいた方が無難なような....。

せっかくバラすので、ゴ〜ゴ〜異音がなっていたリアのベアリングも交換。ついでにブレーキシューも......。
やり出すと色々出て来ます。

キャトルのリアブレーキは自動調整付いてますし、分解も楽。ベアリングもちゃっちい。
シリンダーも結構液漏れがしてて、よ〜こんなブレーキで毎日走ってるな....と感心したのですが、いきなりブレーキ効かない=事故ですので
念の為出来る事はやっておきました。

命に関わる事なので、時間ある時に余裕持って作業しましたが、分解には資格の要りますので、興味本位で分解するような事はしないようにして下さいね......。

写真はシリンダー替えた所です。



やっぱ新しい部品は気持いいです。




一方こちらはキャトルに手を奪われ、数年ほったらかしになってしまっていた2CV。
実家の空き地に放置していたのですが、流石にこれでは全く作業が進まないので、山小屋に仮ナンバーで自走して来たのですが
考えてみたら2CVの方が状態いいんですよね。
最初は幌がボロボロ、シートもボロボロ、あちこちボロボロでしたが、数年前に少し手を入れていたお陰で、現状維持出来ています。
まだ寒いのでもう少し暖かくなってほしいのですが、寒い中、青空の下での作業は自殺行為なので、ノンビリ行きます。




哀愁のある顔で、早く直してほしいと言っているのが聞こえて来そうです。


2012年1月4日水曜日

Mac Book Proの修理

少し前から今仕事で使用してるMac Book Proのドラッグパッドが調子悪くクリックし難くなっていたので修理してみました。
保証はとっくに切れているので、分解改造に躊躇はありません。
使うのは00番の小型ドライバー、それにY型の特殊小型ドライバー、これはバッテリーを外す時に使用します。
どちらもホビーショップで数百円で買えるモノです。
あとはマック用のドラックパッド。
これも安くパーツが出ています、大体2〜3千円程度ですが、入手ルート、通貨レートによって少し違うと思います。
バッテリにー張られているシールを剥がした地点で保証修理が受けれなくなるので、保証中のPCに関してはお勧めしません。



バッテリーを外すとパッドが8本のネジと小さな金具で固定されています。
これを外せば簡単にパッドは取り外せます。




外すと向こうが見えますね。





左が故障したパッド、右が今回購入したパッド、修理後新品みたいに完璧に作動しました。
新品の部品だから当たり前か、、、。


放射能を測ってみる。

年末によく見かけた一年を振り返る番組。
その中で繰り返し震災と原発の番組が放送されていました。
放射能、実際目で見えないので、とりあえず実際自分の生活の中で線量ってどんだけあんの?と思い
ガイガーカウンターを作ってみました。
最近はキットもガイガーミュラー係数管もあちこちで安く売り出されているので、安いキットで作ってみました。
真空管アンプ作る事を思えば、簡単で、しかも単純。
誰でも作れるともいます。ただ、抵抗のカラーコードを読み馴れていないと何Ωか分からないと思うので
テスターで抵抗値を確認しながら組めば間違いないと思います。

組みやすい基盤です。抵抗から先にハンダ付けしました。




抵抗以外は間違えそうな部品もないので、後はすんなり行きます。
ちなみに、ハンダ作業が馴れた方なら20〜30分で完成するとおもいます。
9Vの電池で稼働しますが、電圧が高い部品もあるので感電に注意です。
死ぬような電圧でないのですが、痛いので(笑)





因に居間のコタツの上では毎時0,15~0,20μシーベルトでした。
プラスチックケースに測定器入れての測定なのでα線やら色々な線量も拾うので、実際はもっと線量低いはずですが
目で見えないものを計る物差し程度にはなると思います。
アルミの分厚いケースに入れればもっと正確に測れると思いますが使い方次第かも知れません。


昨年を振り返って

昨年は夏以降忙しく余裕もなく時間だけが過ぎてしまったので少し昨年を振り返ってブログを更新してみたいと思います。

昨年は二年に一回のスタインウィ会総会がありました。
僕たちスタインウェイの技術者が日本全国から一カ所に集まる会で、めったに会う事のない技術者同士情報交換やら業務伝達やら
無駄話まで色々交流があります。

前回に引き続き白寿ホールでの総会となったのですが
冒頭で今回の震災で被災された会員への配慮の連絡もあったり、普段とは違った形での開始となりました。 


総会の開始までホールのスクリーンには映画ピアノマニアの宣伝が、、、。
調律師とピアニストのやり取りの映画なんて多分専門分野の方しか興味ないと思いますが、一見の価値はあると思います。





毎回総会にはステージに何台かピアノを用意していますが、今回はUPとシステムモデルのグランドが一台
要は通常のグランドピアのの作り方をして、塗装を塗らずに仕上げたモデルですが、
天屋根で木材の合わせ方が見れるように一部カットしています。





天屋根のテール部分がカットされている為段々になっていて、どんな木を合わして一枚にしているか分かりますね。





ステージの照明が当たると、これはこれで奇麗な楽器だと思えますよね。





側板も奇麗な木目です。スタインウェイの一体成型リムはその音色に大きく影響しています。
大体15〜18枚の薄い堅木を貼リ合わせて作られます。





内部も奇麗ですね。個人的にはベーゼンの鉄骨の方が仕上がりや形は好きなんですが、スタインウェイはまた独特です。




こっちはアップライトピアノ、クラウンジュエルのKだったと思います。
アクアマリンかな?アイスバーチ材だったと思いますがとにかく内部も奇麗な仕上がりですね。
アップライトと言っても600万を超えてる訳で、そりゃあ〜高級感あります。





外装奇麗ですよね、照明が当たると特に杢が浮かび上がるので、ジュエルシリーズはその名の通りだと思います。
過去にクラウンシリーズの調律もしていますが、とにかく外装の取り扱いには細心の注意が必要です。
なんせ修理が厄介なので、傷は厳禁です。勿論通常のシリーズでもそうなのですが、特に怖いです。






スタインウェイって言ってもそう他社と全く違うと言う訳ではありませんが、見ての通り、支柱側の方から見ると
ピアノの支柱下部と地面の隙間がほとんどありません。
床面からほぼ浮いていない状態ですので、設置のさいは頭に入れておく必要があるかも知れません。


2012年1月3日火曜日

インディアンティピー完成

以前から製作していたインディアンティピーがようやく完成しました。
12フィートサイズ。
ティピーの中ではまだ小さいサイズのはずですが、とにかくデカイ...。
一人でミシンを走らせていると、何処を縫っているのか途中で分からなくなる始末。
しかも薄いとは言え帆布で頑丈に作ったので、重さもあります。

自動車が3〜4台置ける駐車場に広げてもはみ出します。 



テイピーを設置した所です。
山はすぐに日が暮れてくるので、明るい内に足元灯りを確保しておきます。




テーブル出して夕食の準備です。
この日はティピーの中で焚き火しながら妻と二人で鍋を囲むことに....。






日が暮れるといよいよ晩餐。
夕暮れ時が一番雰囲気あるかも知れません。





焚き火の灯りが外から見ると奇麗です。





この日薪以外に竹も随分燃やしたのですが、竹の熱量がまた凄いのなんの
この日このエリアでは実は雪が降っていたのですが、ティピーの中は熱いくらいでした。





いい感じで燃えてます、ただ火を眺めるだけでもゆっくり時間が過ごせます。 





あ〜癒される.....,





焚き火の煙は上部のフラップ部分から排気されて行きます。
ティピー内は上昇気流が出来るので、一度火が起こると案外煙くありません。
今回は少し細い竹で組んでいますが、もう少し太くても安定があっていいかも知れません。





入り口を閉めれば暖かさも逃げません。
暗闇に円錐状のティピーが浮かびます。





フラップは細い竹で突っ張っているだけですが、風向きによって向きを変えたり、突っ張りを取って巻き付けたりします。
大雨などの時は骨組みの上部に傘を被せるのですが、傘はまだ作っていません。





裏側です、フラップの支えが見えますね。





入り口の布には風でバタつかないように、木製の骨組みが入っています。





そもそも、何でティピーを作ろうと思ったかと言うと、以前親友のRIさんが自作のティピーを持って来てくれ、全く同じ場所に設置して
友人達と過ごした時間が、とても楽しかったのがきっかけで、RIさんにティピーの図面借りて自分も自作してみたのですが
作り始めて思ったのです。

RIさん、あんたようこんなモン作ったな....と。

とにかくデカイ、何処縫うてんのかよう分からん。
しかも広げる場所も無い!!

作り出していきなり挫折しそうになりましたが、1年以上かかってやっと完成しました。
欲を言うともう少し入り口を大きくしないと出入りしにくいので改良が必要なのと、内部を二重にするため、内張りを製作したい
と言う所ですが、ま〜仕事の合間にボチボチやります。
ここで改めて、この大変で、やった感抜群のティピーのきっかけ与えてくれたRIさんに感謝です!!
有り難うRIさん...。
ホンマ有り難う。