2011年8月12日金曜日

夏休み No,3

C3Lです。
こちらはダンパーのレバー部分の写真。
皆さんグランドピアノの3本の中央のペダルってどんな感じで動くかご存じですか?
ソステヌートペダルは鍵盤を押してダンパーが上がった時に踏むとその音だけがダンパー上がったまんまになるってペダルですが、
その状態がこの写真。
ソステヌートロッド写真の銀色の棒状のモノがタブリップ(赤い部品)を持ち上げているのが分かると思います。
これがダンパーを持ち上げている状態です。



こちらはピン板の裏側。この穴にチューニングピンが刺さっています。
この穴がバカになるとピンはトルクが無くなり、弦の張力に耐えれず音程を保持出来なくなります。



譜面台のストッパーです。
これが抜け落ちているピアノが結構ありました。
毎回気を付けて打ち込んでおくと抜け落ちる事は少ないはずなのですが、見事に抜けてしまっています。
ちゃんと打ち込んでおきました。



このピアノも埃が結構溜まっていました。
もちろんキレイにしておきました。


夏休み No,2

夏休みの仕事は続きます。

こちらはC7B、このサイズのピアノになるとさすがに低音の響きは低価格帯のピアノとしては申し分ないのでは
ないでしょうか?



こちらはG3Bですが、これだけ埃まみれだとセンサーも埃が邪魔して、誤作動起こしそうですが・・・。
学校にプレイヤーあっても、使用していないのが常です。でもこの地域には自動演奏付いた機種がやたらと多いです。
販売した楽器店の営業の仕方でしょうか?




奥に写ってる扇風機に助けられました。
この日も暑かった・・・。



棚板の上も埃まみれ。
ソレノイド回りはもう悲惨な事になっていました。
あ、ソレノイドって言うのは棚板奥のタコの足の吸盤みたいなやつです。
簡単に言うと電磁石になっていて、こいつが鍵盤を持ち上げてアクションが動きます。


夏休み

世の中は夏休み、うだるような暑さの中先日から学校関連の仕事で飛び回っています。
夏休み中の学校は子供達もいないので集中して仕事が出来ます。
とにかく暑いので熱中症にならないように適当に水分はとっていますが、暑さと埃まみれのピアノとの格闘の毎日です。



このエリアの学校を回るのは今回が初めてでしたが、毎年調律してるにもかかわらず、アクションを引き出した痕跡がほとんどありませんでした。もちろんピアノの中は長年の埃が・・・。
一年ではこんなに溜まりませんから(苦笑)
鉛筆やら色々落ちてました。



勿論鍵盤も分解、埃は全て掃除機&ブラシでキレイにしてから作業です。
ピアノはG5Bです。



こちらはC6のプレイヤー付き。
案外C6つてサイズは少ないんですよね。C5かC7って感じで、6のサイズはあまり売れないので。



こちらも掃除から。
埃は大した事ありませんが、毎回きっちり作業してればほとんど埃は溜まらないはず。
学校関係は入札で皆さん安い値段で仕事を受けて数を回ってなんぼの仕事になる所が多いと思います。
そう言った業者さんを否定はしません、それはそれで商売ですし、皆さん必死に売り上げを上げないと会社組織ではやって行けないからです。
ただ僕は受けた仕事の値段が安くても自分の仕事に手は抜きたくはないので、作業しています。
こうすることで、次回他の技術者が回った際、少しは楽に作業が出来るはずです。






2011年7月28日木曜日

フライドプライドのライブ調律

先日和歌山オールドタイムで行われたフライドプライドのライブで調律をさせて頂きました。
フライドプライドのShihoちゃとは以前ポンタさんのツアーの仕事で小島さんのピアノの仕事した際、お会いしていたのですが、ギタリストの横田さんに
お会いするのは初めて。以前からお会いしたかったギタリストの一人だったので、仕事と言いながら楽しみながらリハと本番を聴かせて
頂きました。
やっぱり二人共凄いミュージシャンですね。長い間オールドタイムと関わらせて頂いていますが、お客さんが総立ちになって
しかも全然知らない者同士手を繋いで手を振り上げて歓声上げてる光景なんて初めて見ました。
ホンマモンです。
デビュー依頼僕もフライドのファンでありましたが、和歌山でしかもオールドでライブが聴けるようになるとは夢にも思っていなかったので、現場で頑張ってて良かったな〜とつくづく思いました。
今回はShihoちゃんがピアノで弾き語りもすると言う事で駆けつけたのですが、リハで演奏してた曲を全くせず聖子ちゃんの曲を弾き語りした
時は皆えらい盛り上がってました。
ピアノ調律したかいがありました。

あと横田さんのスペイン
ず〜っと弾き続けて下さい。スペインにお呼びかかるその日まで。
リーダー最高!!(笑)

2011年7月19日火曜日

ヨットで淡路島に

先日いつもお世話になっているおじさん(花田さん)のヨットで和歌浦から淡路島まで海の上を旅してきました。
和歌浦からヨットクラブの仲間と一斉に出て、レースしながら最終淡路島にたどり着くコースなのですが、
おじさんのヨットには乗せて頂いた事はあるものの、ガッツリ海に出て、しかもレースしながらと言うのは初めて。
とにかく楽しみでわくわくしていました。





天候に恵まれ出発地の和歌浦の港からヨットに乗り込みます。




港をゆっくり出港して行きます。



サングラスも日除け付きの帽子も、長袖のシャツも備えは万全でしたが、それでも紫外線には勝てませんでした・・・。
鼻が焼けた(苦笑)



一度海に出てしまうとそこは別世界。
いつも自分が住んでる陸の景色が陸から見たのと、海から見るでは別世界でした。




風邪をしっかり受けて、船は進んで行きます。



途中風邪がばったり止んで漂流に近い形の時間も多々ありましたが、レース中はエンジン使わないと言うルールを真面目に守って帆
だけで航行してたせいか、淡路島に着いたのは約6時間後・・・。
おじさん曰く、時間かかり過ぎや(笑)。

淡路島に着いたおじさんの船です。
キレイな船体ですね〜。



淡路島の船着き場です。
他のメンバーも一緒に停泊しています。



皆到着してから、バーベキューやら、おじさんのウクレレにフラダンスの余興もありなかなか盛り上がった一日でした。



余興も終わり、お腹もふくれるとお開き、みんなそれぞれ船に帰って行き二次会。
僕達も船に戻り。色んな人の海での出来事を聞き酒を飲み星を見ながら時間が過ぎて行きます。

なんだかんだしてる内に月が遠くで昇って来てます。



夜は船の中で就寝。
船体の中は木彫の家具が作り付けられていて、全てが機能的な作りになっています。
6人くらいなら、余裕で快適に寝れる構造になっています。
キッチンもトイレも、シャワーだってポンプで使用出来ます(皆さんが想像するシャワーとは違うかも知れませんが)


一夜明けるとこの景色です。



身近にある自然。
特に和歌山は海・山・川とすぐそこに豊かな自然がそこに揃っています。
それだけに、改めてそのすばらしさに気付かされる事も少ないかも知れませんが、海の上ではホント人間はちっぽけでした。



ちなみに帰りはエンジン使って帰って来たので半分程の時間でした。



メンバーの皆様お疲れ様でした。
色々とお世話になりました。

2011年6月12日日曜日

紀美野町 セミナーハウス未来塾さん

少し前になりますが、いつも調律でお伺いさせて頂いている
セミナーハウス未来塾さんのピアノの調律に行って来ました。
紀美野町の森に囲まれたロケーションのキレイな場所です。

いつもどうり鍵盤上げて、埃を掃除機で吸って行きます。



グランドもアップも関係なく鍵盤上げて掃除機で埃を取り除くと言った地道な作業を毎日繰り返しています。



バランスピン、フロントキーピンも一年経てば結構錆びて来ます。
光ってるピンが磨いた後のモノです。錆の度合いが分かると思います。
これを毎回、調律の度にバランス、フロントをそれぞれ88本ずつ磨いてます。



セミナーハウス未来塾に皆さんも一度足を運んでみればゆっくりした時間が過ごせると思いますよ。

セミナーハウス未来塾

オルガン修理

小袋のラバークロスを切り抜いた所です



小袋のラバークロスの裁断前の採寸をクロスに書き込んだ状態



大袋を貼った後、小袋の板を取り付けた所



大袋を貼り付けた所です



大袋の弁の部分、白いクロスが弁になっていて、ペダルを踏む事によって
大袋の空気がその弁から抜けて行きます



オルガンの空気袋の修理中です。
大袋を張り替え、次は小袋です。
実は大袋より小袋の方が面倒くさかったりします。
ここで手を抜くと後々メンテの際にえらい事になってしまうので、空気漏れ等確認しながら作業して行きます。
ただ何台も同時進行で修理作業してるせいか、全て終わって終了!!となる前にまた新たな修理依頼が入って来てしまいます。
ピアノの修理ならともかく、オルガンの修理依頼が以外と多いと言うのも不思議ですが、僕も含め若い年代の技術者は修理はおろか
触った事もない技術者も多くいるんので、それだけ技術を持っている技術者が少ないと言う事でしょうか?

よく聞く話ですが、技術の方に聞いたら驚く程高額な値段の修理見積もりを言われたとか、もう修理不可能な楽器ですとか言われたと言う
お客様がいますが、そんな事を言う技術者は修理する技術を持っていないんだと思います。
自分で修理出来ないから他で依頼して修理してもらって、そこにまた自分の利益いれて・・・とか、単に触った事がないとか。

オルガンは直ります、ただモノによってリード等の消耗部品が最近では入手困難になっているので、大型のオルガンなどでは
部品の調達に苦労するかもしれませんが、どうしても修理したい、とか何とかなりませんか?と言う方には相談にのります。

夢やでは確実に長く使ってもらえるように時間かけて完璧な修理を目指しています。
その為、修理が集中してる時は少し順番を待って頂く事はありますが、親身に対応はさせて頂きます。