2012年7月12日木曜日

ガレージ増築

最近仕事以外のブログになりつつありますが、ピアノの事って案外マンネリしそうなのであえてそれ以外のネタを書いているのですが。
忙しい仕事の合間にコツコツしてる山小屋のガレージ件作業スペースの増築です。
やるやる言いながら結構な時間が過ぎていたのですが、2CVを山に運んだ時から少しペースが早まりました。

山小屋の裏ですが、砕石を入れた頃の写真です。何気に切り開かれていますが、まだ腰の手術前にコツコツとショベルとツルハシで切り開いたスペースです。
しんどかったな〜....。



これも何気に砕石を敷き詰めていますが、人力だけで一人でボチボチと....。





たまたま晴れた日が続いたのと仕事の都合も付いたので、ランマーで転圧をしたのですが、ランマーもしばらく使っていなかったので、キャブのフロートが引っかかったり、アイドリング安定しなかったりで、結局作業入る前にキャブのメンテからで少し時間をくってしまいました。




転圧終了後しばし休憩。
増築言うてもCADで図面引いてる訳でもないし、現物合わせで適当ですが、スペースの関係で水杭は打っていませんが、水平関係はオートレーザーできちんと出しています。




ほんでもって防湿にポリシートです。




ん〜それらしくなって来ました。





ほんでもってこれからが本題、コンクリ練りです。トロ船が小さいサイズしか手持ちなかったので、コンパネ上で練り上げです。
捨てコンなのでそないな量ないやろうと軽く考えていましたが、あっさりその期待は裏切られる事に.....。
奥にガレージの完成を待つ2CVがシートの中で待機しています。




練って練ってを繰り返して永遠やってた気が...。
とにかく一人でやってると辛い作業です。





捨てコン終了!!、終わった頃には心無しかマッチョに。
今回は仕事の合間に空いた時間で作業した事もあり、3日に分けて作業しましたが、捨てコンは墨と型枠の精度だけ出ればいいのでこれでOK.
次は型枠、配筋、生コンと大掛かりですが、次回は自分でコンクリ練らなくて済むので、ミキサー車様々です。
何リューベーか計算しないと.....。




ウチのカブもいい仕事してくれています。家にやって来たばかりの頃はマトモに走ってくれるか心配でしたが、力強い足として使っています。
ま~坂道は辛いですが(笑)


2012年7月9日月曜日

夏に向けてキャトルのクーラー修理

去年の夏あまりクーラーが効かない状態で放置していたキャトルのクーラを重い腰上げて直しました。
カーエアコンの修理は古い車乗ってると多かれ少なかれ発生するかも知れませんが、家のキャトルはR12の旧ガス使用です。
外注すれば高く付くので、やはり自分で修理するのがベストです。
いつもやってる事ですが、ボンネット外して整備してると何故か人が寄って来て話しかけて来てくれるのでその度作業が中断します。
この日も何人か話しかけにしましたが、時間がなかったので適当に相手しながら、ちゃっちゃと作業を進めました。
因に今回は電源入れてもコンプレッサー回っていなかったので、完全にガス漏れ、空の状態でした。



とりあえず、全てのパッキン交換から、コンプレッサー側です。
ガスは入っていないので躊躇せずどんどん外します。





レシーバー。本当は交換したいのですが、今回はこのままで。




コンデンサー側ですが、オイルが吹き出した跡があったので外してみると案の定パッキンヘタっていました。



パッキンのヘタリだけでなく、少し錆びも浮いてます。





新品のパッキンに交換です。古いパッキンはボロボロでした。





エバポレーター側ですが、一度クーラーを取り外さないといけません。





エバポは分解後エアコンクリーナーで奇麗に掃除して組み直しました。





その後一度組み直し真空引きしたのですが、かすかにゲージの針が戻ります。どこかに漏れがあるので、一度ガスを少し入れて様子見たら
コンデンサーからオイルとガスが吹き出しています。しょうがないのでコンデンサーを外してみると......。



コンデンサー下部から漏れが。磨くとよく分かりますが、奇麗に穴が空いています。しょうがないので今回は板金用半田で塞ぎました。




因みに穴の原因はスピードメーターのケーブルとコンデンサーが干渉する為こすれて穴が空いたようです。前オーナーの取付方法に問題があったようで、以前にも修理した形跡が反対側にありました。今回はスペーサーを替えてギャップを広くして、クッション材をケーブルとコンデンサーの間に設けたので、これでOKなはず。





少し多めに盛っておきました。





エキスパンジョンバルブ側のパッキンですが、こちらは替えた形跡ありました。エキパンも詰まり等あるようであれば替える必要がありますが、調子いいのは分かっていたのでこのまま行きます。




最後に真空引きしてしばはらく放置。今回はかなり放置してもゲージマニホールドの針はびくともしていません、完璧です。
R12の旧ガスとコンプレッサーオイル、添加剤も入れて終了。
冷え冷えクーラーが復活しました。
クーラの修理はそんな難しいものではありませんが、ガスの充填にはやはりゲージ見ながら規定量入れるってのが基本だと思います。
R12ならそんな気を使う必要もないように思いますが、間違ってもガソリンスタンドの兄ちゃんなんかにエアコン触らしてはいけないと思います、ちゃんとした整備屋でメンテしてもらわないとエアコンを壊されかねません。

2012年6月16日土曜日

蘭情管とはいかないが....。

縁あって先日から友人の勧めもあり、近所の神社の宮の笛の練習に参加させて頂いているのですが、これがなかなか奥が深い。
実は以前別の地域のお宮の太鼓や笛をしていた事があって全く初めてでは無かったのですが、地域によって曲も違えば、勿論
楽器も違う。
以前使っていた篠笛はこの地域の笛とは調律が違うので借りながら練習していたのですが、せっかくだしこの地域に合う笛を作る事に。

篠笛は子供の頃から作っていたので、作るのは簡単ですが、今回は少し頑張って有名な蘭情さんに少しでも近づければと思い作って
みました。

篠笛は冬前に竹を山小屋の近所で切って来て油抜きしておいたのですが、とにかく穴あけ調律等をさくさくと終わらせて、天地巻にしてみました。
今回は削り込んでから藤を巻きます。
とりあえず管頭から。ここで手抜きすると後で後悔することになるので地道に。



管頭を巻いた所です。どうでしょう?奇麗に巻けてますかね。




続いて管頭の下も巻きます。



こちらは管尻側。
巻くと一気に篠笛らしくなります。



全体的にどうでしょう?天地巻完成!!





海南と言えば漆、そう篠笛に拭き漆を施しました。
なんせ歩いて行ける距離に漆工場あってすぐに生漆買えるんですから、恵まれています。
工場でチューブに50gを分けて入れてもらいました。
とにかく拭き漆の落ち着いた色目が出て奇麗です。





漆かける前に、藤巻には着色してます。管内はカシューで手っ取り早く塗っていますが、音が出易いです。





飴色、奇麗です。漆本来の色がしっかり出て、少し濃いかな〜と思いますが、これはこれで良しとします。
蘭情さんみたいには作れませんが、片手間に作った笛ならこれでOKでしょう。
楽器自作するのって面白いです。
今回の笛は、宮の笛なので六穴。七穴の唄モノみたくドレミ音階でありませんが、唄モノも少し作っている途中です。


2012年5月29日火曜日

Bostonピアノ納品

先日販売したBostonの納品調律をして来ました。
ピアノ自体バランス良くお客様も喜んで頂いていて、今回Bostonにして本当に良かったと感謝して頂き、勧め甲斐がありました。



響板にはスタインウェイによって設計されている事を物語っているステンシルが見えます。



奇麗なアクションです。





ダンパーはこんな感じです。




サイズがGP178PEなのでピン板にもサイズがマジックで書かれています。



鍵盤蓋にも刻印があります。



ボストンに関しては、賛否両論あると思います。悪い評価の大半はきちんと調整されていないボストンを弾いた印象があまりにも悪くと言った事が多いように思います、基準に基づきキチンと調整されたボストンは同じ価格帯のピアノの中では優れたピアノだと思います。
それだけに技術の人間がどこまで追求するかだと思います。
今回納品したGP178PEは気持の良いピアノでした。しばらくその前に座って触っていたいと感じる程、バランスの取れたピアノでした。
これから毎日ピアノの部屋の扉を開くのが楽しくなると思います。長くいい状態で楽しんでもらえるようにこちらもこれからきっちり調整していかないといけません。責任重大です。

2012年5月18日金曜日

「marée haute Theater」

少し前になってしまいましたが、先日EGO-WRAPPINのライブの仕事でラブラックカフェのピアノをライブのリハ前に調整してたのですが、調律よりも修理と言った感じで時計とにらめっこしながらリハまで何とか弾けるピアノに仕上げると言った状態でした。
なんせリハ前に鍵盤のブッシング張り替えしないといけない状態で、古いピアノを使用する際は色々とあります。

随分年代モノのNO,20です。今まで何台もこのピアノに関わっていますが、年代が年代だけに色々苦労もあります。
美しい足を持つピアノですが、修理せんことにはライブには....。と言う事でリハ前と言うのにブッシングの張り替えからの作業です。




演奏者が見たら不安になるかも知れない光景です、なんせリハ前に鍵盤のブッシングの張り替えなんて普通しませんから。
技術者にとってもよっぽど自信ないと出来ないと思います、って言うか普通はしないと思います(笑)。
見なかった事にして修理せずにこれで我慢して下さいって言えるけど、そんなんでいいライブ出来るはずがないのでとにかくガタガタの鍵盤を修理しました。



時計を見ながら、組立と鍵盤調整、調律の時間を計算してリハ入りの時間までに完成させるのに必死です。




勿論リハの時間には整調も調律も終え完全な状態で組み上がったピアノが演奏者を迎えました。
何事もなかったかのようにリハに突入。良恵さんからはこのピアノ凄い弾き易い!!の声が。この一言で全ては報われました。
古いピアノだったので限界はありますが、演奏者が喜んでくれるならそれはそれでOK。



リハを進めると時間と共に夕陽の時刻が訪れます。




夕陽のオレンジ色がカフェ中に広がるのも面白いです。




夜は夜で照明で照らされるステージがいい感じです。




照明に照らされると如何にも古めかしいピアノがいい感じですね。
因にピアノ椅子が無かったので、ピアノに合った椅子を持ち込みました。以前引退間際の椅子職人さんに頼んで張り替えたてもらったピアノ椅子なのですが、ベッチンが奇麗で自分でも気に入っています。実はこれピアノより古くて大正時代の椅子なんです。





後ろにある石工の胸像は意味不明ですが、何故か景観にとけ込んでいます。




ちなみに有田はミカン所、という事で観客席はミカンコンテナ。身近なモノで代用です。



二階からは有田の海が一望。夕陽が奇麗なんですが、僕の安物デジカメでは奇麗に写らない(汗)



二階の窓は棒で押し上げてるだけ、でも便利なんです、これ。ちなみに強風の時は開けない方がいい感じです。



ライブ当日は200人以上の方が来場してくれました。チケットは発売してすぐに完売したそうです。




今回のライブのもう一つの主役はこのタイムドメインの業務用スピーカーでした。
Yoshii9よりももう一回り太いサイズのスピーカーですが、2本ずつペアで左右に4本。これだけでライブの音響をまかなっていました。
丁度リハの前日僕が納品したYoshii9のアフターサービスでタイムドメインの社員と色々作業しながら話していたところで、
まさか次の日にまたタイムドメイン関連の人間に会うとは思っていませんでした。奇遇です。