2014年10月22日水曜日

ずぼらなブログ

最近全くネットでのブログ更新も出来ていません、と言うかFBやそれ以外でも自ら発信して何か情報を出す事に時間の余裕がないのが現状です、気が付けばずぼらなブログになってしまっていますが、たまには更新…..。

という事で、写真はスタインウェイのダンパー部。
どちらもD型ですが、こちらは現行タイプのソステヌートのロッドがピアノ側に付いているタイプ。


こちらは旧タイプのロッドがアクション側にあるタイプのダンパー部。


ロッドがアクション側に付いています。
どっちに付いても同じじゃあない? って思われるかも知れませんが、調整方法は違って来ます。手順はどうあれ、ピアニストにとっては結構使用頻度が高いペダルなので、きちんと調整されていないとピアニストは集中して演奏出来ません。
時々同業者で「ソステヌートなんて使う人あんまりないから、適当でいいよ」なんて事を平気で言う方が居ますが、そんな事はありありません、出先でソステヌートだけほったらかしにされてるのも結構あるので、気をつけたい所です。




ピアノの仕事の合間に先日PAで仕事させて頂いた、 黎明館。
広くて奇麗なホールでした。



イベント音の祈り『全ての意思を音に代えて祈ろう』この趣旨の通り皆音に魂を込めて音を奏でていました。




何よりも心に残ったのは安藤栄作さんの斧の音、日頃私も木から何かを産み出す行為を行っています、それは時にバイオリンだったり、他の楽器だったり、何か思いを込めて木を刻んでいるつもりですが、これほどの集中力で木と向かい合う人の姿って言うのは見た事がありませんでした、殺気さえ感じる程の迫力と、その振りかざした斧から出て来る重い大きな音に圧倒されました。





しかも斧で切り刻んだ木材がそのまんまピタッと木が自立して静止する事にも驚き。




新しい命も乗っかり、最初からそこに在ったかのような存在感、
魂込めて産み出したものって言うのは、やはり何か感じるものがあります。
この日出会った人達は皆いい顔をしていました。
自分も含めて….。





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